地元学in占冠村!

北の観光まちづくりリーダー養成セミナー第5回目。

今回は、札幌市内のセミナー会場から一歩外へ。地域を歩き、そこにある資源を発見、そこからツアーや交流プログラムをつくる研修、「地元学」です。

今回の地元学研修の場所は、占冠村。札幌から高速で約1時間半、「雲海テラス」で有名なトマムリゾートや、様々なアウトドアアクティビティ、シカ肉や山菜が有名な、北海道のほぼ中央にある自然豊かな地域です。

朝 9時過ぎ、知床や羅臼、焼尻島、鹿部など、北海道中からセミナー受講生が集まりました。今日の天候は晴れ。心配していた雪もなく、ほっと一安心・・です が、朝の気温は2度。日中少しは温度が上がるとはいえ、外を3時間ほど歩くことを考え、皆、頭の上から足の先まで、防寒対策ばっちり!

占冠の中村村長、北海道経済部観光局の玉田参事の挨拶の後、沼倉講師による「地元学」の講義がスタート。まちづくりとは何か?地元学の枠組み、あるもの探しの心がけについて学びます。

講義後は、占冠村の6つの地区に分かれてフィールドワーク。外を歩き、資源の発掘に。それぞれのグループには、占冠村役場の方や地元の住民の方が2~4人サポートに入ります。地元をよく知る住民と、地域を「外からの目線」で見る受講生。ともに担当地区を歩きながら、どのようなものに目を向け、どのような発見をしてくるのでしょうか?

約3時間半のフィールドワークを終えた後は、地域資源カードの作成です。写真に撮った資源を印刷して、その資源に関する情報とともに1枚のカードにします。

各チーム、最大30枚のカード作成を目指して、帰った早々切ったり貼ったり調べたり書いたり・・作業が続きます。

今日はカード作成まで。明日は、カードをもとに、占冠村の地域内外の人の交流を促進させる目的のツアーやイベント、体験プログラムをつくります。

今日はカード作成まで。明日は、カードをもとに、占冠村の地域内外の人の交流を促進させる目的のツアーやイベント、体験プログラムをつくります。

でもその前に・・・。地域の方も交えての親睦会。地域とのつながりをつくって、お互いに何かあったら情報交換をしたり、行き交いする関係を築くことも、地元学の一つの目的なので、お酒を酌み交わしながら親交を温めつつ、占冠の夜は更けていきます。